学習塾をやっているとどうしても出てくる問題があります。「学力が低すぎて公立高校で行けるところがない」です。

特に開業したてのころは基本的に学力が高くない子が集まる傾向があるのでもしかしたら初年度の受験でいきなりこのような現象に陥る可能性があります。

それでもやりようによっては合格を勝ち取ることができますのであきらめずにしつこく指導をしましょう。

ここではは内申9科目合計20、直近の学校の定期テスト英語22点、数学44点、国語42点、理科30点、社会30点、合計168点ぐらいで受験まで4カ月の子を想定しています。

学習塾に長く勤めていると「これくらいなら全然高校いけるやん」って思えますけど、慣れないうちは焦るかと思います。ただご安心下さい。高校は行けます。

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英語

はっきり言います。捨てて下さい。

内申点がオール2ぐらいな子にあと4か月で入試で点数を取れるようにするのはほぼ無理です。

ただ完全捨てるわけにもいかないので中学校1年生の読解問題からスモールステップで学習をしていきます。

ひとすら読解問題をやるわけですが、その際「わからなかった単語」は必ずノートにメモを取らせ、単語を覚える意識をさせて下さい。

並び替え、英作文などできるようになることはほとんどないのですが、「なんとなくでも英文が読める」という状態にしておけば、読解問題で何点か取ることができます。

目標点は20点。

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数学

低学力層の命綱。

計算問題、一行問題の演習を繰り返す。

計算問題と一行問題は両方ともほぼ計算力だけで解くことができます。計算問題は絶対に落とさないという確固たる強い信念が必要です。これらができるだけで都道府県にもよりますが30点~40点ぐらいは確保できます。

計算が完了したら次は確率です。中学校の確率の問題は数を数えるだけで答えをだすことができます。数えるだけならできるはず。

の後関数の初問のみできるようになりましょう。最後に合同、証明を余裕があればやるといったイメージです。

目標点は55点。

国語

低学力層の命綱②。

文章を理解できないという人はいても読めない人はいないはず。小説文の読解など読みやすい文章題は解けるようにしておきましょう。

また漢字、文法などの「覚えさえすればとれる問題」は確実に得点できるようにしましょう。

目標点は55点。

理科

まずは生物を極める。その後地学を極める。

物理化学に手を出すぐらいなら数学や国語に時間を使いたい。入試は総合点勝負なので期限(テスト)までにより点数を伸ばすことができる科目に力を入れるべき。

目標点数30点。

社会

公民は必達。

中3になってから習っている単元だけにみんなある程度取れる。まずは公民を極めたい。その後は生徒の相性をみて地理か歴史のどちらかをやるのがよい。迷ったら私は暗記の少ない地理を勧める。

目標点40点。

まとめ

各科目の目標点を取ることができればちょうど200点になる。

ここまで取れずに最終的に180点前後で落ち着いたとしてもここまで点数を取れれば受かる公立高校はあるはずだ。大切なのは生徒に対して根拠を示してやる気にさせ、「まだ間に合うんだ」と思わせしっかりと受験に向けて勉強させることである

そして塾ではやり切らせるためにしっかりサポートしていく。塾長の腕の見せ所だ。

学力が足りていない子を志望校に受からせるのは学習塾の醍醐味ではないだろうか?

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