こんにちは!!
今日は潰れる学習塾の共通点について書こうと思います。
学習塾が潰れる時ほとんどが同じような状況・状態に陥っています。
自身の運営する塾は大丈夫なのか?これから運営しようとしている人はこうなったらやばいというのを知ってもらいたいです。
とにかく汚い・臭い
マズローの5段階欲求のパートでも話をしましたが人は「安全」と思われるところじゃないと人は集まりません。
人は日々の少しづつの変化に気が付きづらい生き物です。毎日鏡を見ても何も思わないのに3年前と比べると爆発的に太っているという経験はありませんか?
掃除も同じです。毎日少しづつ汚れていっても人は気が付きません。なので掃除は日々のルーティンに組み入れましょう。色褪せたポスター、期限が切れたチラシ、ほこりがたまった廊下、トイレットペーパーの切れ端が落ちているトイレ、土の溜まった下駄箱。
掃除、身だしなみは仕事の基本です。

従業員に余裕がない
生徒が集まらないと経営者としては焦ります。そこでさらに退会まで出てしまうとさらに焦ります。
その焦りが余裕がないと捉えられてしまいます。
塾の責任者で余裕がないと思われる人に自分の子どもを預けたいと思う保護者はそんなに多くないです。
結果人が集まらなくなりさらに焦ってしまうという悪循環に陥ってしまいます。どんなに経営状況が悪くても絶対に顔に出してはいけません。いつも楽しそうな人のところに人は集まります。経営がうまくいってなかろうと、体調不良だろうと、昨日彼女に振られようと一切のマイナス感情は排して、顔は常に元気でありましょう。
従業員に覇気がない
これも上と同じようなモノです。
元気な人、楽しそうな人の元に人は集まります。そのため自分がいつも元気でいい笑顔をしていたならば自然と人が集まってきます。小学校、中学校とは違い勝手に生徒が来るということはまずありえません。
学習塾では自分自身も広告塔であるという意識を持ちましょう。
どのような人がいたら自分の子どもを預けたい、まかせようと思いますか?
料金を上方修正・有料イベントの多様化
集客がうまくいかなくなった経営者が陥りそうな状態です。
とりあえず従業員の給料を払わなければならない、とりあえずテナント料を払わなければならないなどで追い込まれ目先のお金のみに目が行ってしまう。結果、今までになかった有料イベントを連発したり、今まで無料だった補修が有料になったりとなんでもかんでも有料になってしまいます。
過去に「スライムを作ろう 3000円」なーんてイベントをしている塾が近所にありました。そこの塾はそのチラシを見た後1年ぐらいで潰れています。スライムなんて単価いくらだよ・・・・。
話を戻します。そうなると保護者はどう思うか?「あそこの塾は何をやるのもお金を取る」というイメージを持たれます。帝国ホテルやディズニーのような高レベルなサービスを受けられるのであればいいかもしれません・・・(そもそもそんなにサービスがいい塾ならば経営に困らないでしょう)・・・が、潰れ掛けの塾はそんなことはありません。
繰り返し書いていますが、学習塾はサービス業です。
顧客ファーストを捨て、自身自社の営利を優先した瞬間に崩れます。
席代、プレート代、容器代、ストロー代、包み紙代、接客対応代、トイレットペーパー代、袋代を要求するマックに行きますか?
まとめ
①なんか最近生徒集まらないな
②売上が落ちてきたぞ
③有料イベントを追加しよう
④無料だったやつを有料にしよう
⑤授業料をあげよう
って感じですね。
目先の小銭を拾いに行く人はその先の大物の存在に気が付かないことが多いです。近隣住民からの信頼を失くした瞬間に信頼を回復し立ち上がるのはかなり難しい。
そうならないためにも苦しくても耐え、内部充実に力を入れ、紹介が生まれるように力を入れた方が長い目で見れば確実に有効なので小手先で誤魔化すのではなく今一度、顧客ファーストな運営を心掛けてみてはいかがだろうか。