ここまで読んで頂きありがとうございました。
ある程度イメージができてきて「これならやれそう!!」と思っている方・・ここまで読んで最後に独立開業にFCに加入するか決めましょう。
ここでは独立開業とFC加入のメリット、デメリットを話していきます。くれぐれも安直に決めないようにしてください。

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学習塾の独立開業

個人授業主か法人化するのかで変わりますが自分が会社の代表として舵を取っていくことになります。やりがいはもちろんありますが大変なこともたくさんあります。もし「授業に特化したい」という願望があるのであればオススメできません。

メリット

すべてが自由。
どこに立てても料金がいくらでも販促活動もなにもかもが自由です。公共の福祉に反しない限りですが・・
ある程度塾の運営に慣れているのであれば非常にオススメです。自分が思い描いている塾の形をそのまま反映することができます。
すきな塾名を付けて好きなコンセプトで・・夢が膨らみます。もし今学習塾で務めていて「もっとこうしたい!!」という思いが強いのであれば独立開業するのもありでしょう。

とにかく自由です。

デメリット

自由すぎる
授業はなんとかなるかもしれません。しかし未経験だと「どのような料金体系で」「いつどんなイベントをうって」「どのタイミングで保護者面談を行って」「どのような販促活動をすればいいのか」を自力ですべて考えなければいけません。
つまり1年を通してこのタイミングでこれを始めて2週間後にあれを始めて・・・とか考えられるようにならにと運営がそもそもできません。未経験者が独立開業に手を出すのは危険と言わざるを得ません。

受験情報
自らセミナーや説明会を探して受験情報を集める必要があります。集め方がわからない場合も自分でなんとかするしかないです。受験で勝てない塾は生徒が集まりません。

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学習塾のFC加入

FCの加入に関してはネットを見ると批判的な人もいますが筆者はありだと思っています。ネットの書き込みを見るとFC本部に過度に頼った塾運営をしているんだな~と見て取れます。そのような人は独立開業したらもっと大惨事です。独立にせよFCにせよ「自分が代表である」という意識は持っておきましょう。

【フランチャイズ比較ネット】 からフランチャイズ塾の資料を請求するとよりイメージがつかみやすくなりますので見たことがない方は早めにチェック。

メリット

あらゆる面で相談が可能
最大のメリットはFC本部が学習塾運営のノウハウを持っていることですね。チラシ、ノボリ、看板の作成や発注、適切なテナントの検索、資金相談、学習塾運営の方法など様々な面で相談をすることが可能なります。業界未経験者にとっては非常にありがたいものですね。

複合認知
なんども認知されているものは選択しに入りやすい、選ばれやすいという調査結果があります。FCは全国展開していて校舎数が多かったりTVCMを行ったりしているため選ばれやすくなります。
「売上トップの営業マンが独立したらまったく売れなくなった」などはこの現象が大きく関係しています。顧客は「営業マンから買っていたのでなく、その会社だから買いたかったものをたまたま営業マンが売りに来た」という話です。
学習塾の販促活動はそのまんま生活に繋がります。そこが初めから強化された状態でスタートできるのは非常に大きな強みになります。

デメリット

独立起業と比べると自由が減る。
FCに加入した場合は例えば出店場所に制限がある場合が多いです。今すでに出店しているところの隣に同じ塾を出店するのは非常にナンセンスです。そのため「今出店しているところから1km以上離れていること」などの条件が付く場合が多いです。

デザインが限られる。
塾の名前はもちろん看板、デザインはFC本部の決定に従う必要があります。例えば有名なFCだと明光義塾があります。ここは出店する時に「明闇義塾」でも「暗光義塾」でも「明興義塾」でもだめなんです。「明光義塾」のみが許された看板になります。

お金がかかる。
FC加盟金やロイヤリティーが強制的にかかります。
加盟金で300万~1000万ぐらいが多いかな。これがとにかく高いです。この金額を払う代わりに開校前の研修を受けることができたり、温められた看板を使用して生徒を募集することができます。
ロイヤリティーは「固定で4万」「売上の20%」「生徒一人1500円」など様々な方法があります。「固定」や「生徒数」は分かりやすいので問題はないですが「売上の〇〇%」と書かれているところは注意が必要です。「利益」ではなく「売上」になるのでかなり重くもしかかります。
次の例で考えてみましょう。
生徒数50人 授業料100万円 諸経費(テナント代、光熱費、複合機リース代等)30万円 人件費10万円だったら。
【売上の20%だったら】
ロイヤリティーは100×0.2=20万円
残りは100-20-30-10=40万円
この場合は手元に40万円が残る計算になります。
【利益の20%だったら】
ロイヤリティーは(100-30-10)×0.2=12万円
残りは100-30-10-12=48万円

このようにロイヤリティーが「売上」にかかっていた場合はそこからさらに諸経費を引くことになるので圧迫が激しくなります。ちなみに某FC個別指導塾では「ロイヤリティーが高すぎて生活ができないため」引退する方が多いです。そこも「売上」にロイヤリティーが掛かるパターンですね。

結局どっち?

結局どっちと聞かれたら経験者なら「独立開業」「未経験者ならFC加入」が無難かと思います。個人的には未経験の方は1年・・できれば3年ぐらいどこかの塾で働いて流れやシステムを理解した上で独立するのがいいのかなと思います。ただその場合は自分が勤めていた塾に迷惑が掛からない場所を選びましょう。生徒の引き抜きによる裁判はいろいろなところで行われています。

とはいえ未経験で学習塾に参入するのは危険です。上述の様にFCに加入したとしてもヒントを与えてくれるだけで基本的にはすべて自己責任です。生徒が集まるも集まらないもあなた次第です。

まとめ

ここまで15記事にわたり教育産業の話から運営の話まで長々と書いてきました。ここまで書いたことをしっかり理解し、確実に行動に落とせている人、または、落とせる人は成功を収めるでしょう。結局学習塾は営業の世界です。顧客満足度を上げて紹介を生んで実績を上げていく。これさえできればあなたにはきっと今よりいい生活が始まります。

次から番外編です。
「クレームから考える学習塾運営」「保護者面談、生徒面談何話す?」など知っておくと便利かもしれない話が始まります。

せっかくなので成功しましょう!!!

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