始めに・・
塾に関する問い合わせ(以後問い合わせ)が発生してから白黒はっきりつけるまでしっかり追いかけましょう。
いろいろな人から話を聞いていると「特になにもしない」という人が多いです。それではパンフレットの差でほとんど決まってしまいます。
1つの塾にしか問い合わせをしないというのは大変珍しいです。
大抵3~5つぐらいの塾に同時に問い合わせを行っていますのでその中で自分たちを選んでもらうために何をするかを考えた方がいいです。
せっかく問い合わせをするところまで選んでもらえているので最後まで必ず追いかけましょう。
営業の基本中の基本です。
問い合わせが発生したら
まずは電話掛け
その問い合わせがどこから発生したのかにもよりますが、必ず電話をしてください。
特に塾ナビなど一括資料請求が可能なサイトからの問い合わせは大手塾ならコールセンター等を動員して電話をかけ続けています。
どこの会社よりも早く来塾してもらわないとどんどん他塾で決まってしまいます。なので塾ナビなどから問い合わせがあった場合は3日以内に保護者と連絡を取るようにしてください。
朝、昼、夜と1日3回は電話をするようにしましょう。ちなみに地域にもよりますが最近共働きの家庭が増えてきたので日中は繋がらないことが多いです。
自分が引越の見積もりを依頼するとして7社に問い合わせて6社目の電話だとしたら「あぁもういいです」ってなりませんか?逆に1社目だったら「〇月〇日に見積もりお願いします」ってなりますよね?なので3社目ぐらいまでに電話を繋げないと入会する可能性はガクッと落ちます。というか入会どころか塾に来てくれさえもしないでしょう。
いかに早く来塾のお約束を取ることができるか。大切です。
この一つの問い合わせを生むために塾ナビにいくら払っているのか、チラシにいくら使ったのか・・考えてみて下さい。ムダにはできません。
塾説明会の日程が決まったら
ここでも電話掛け
前日に必ず電話をかけましょう。この前日の電話掛けをやっている塾は少ないです。前日に電話して【日時の確認】【塾の場所の確認】【宜しくお願いします】をしましょう。営業出身者からすれば当然のことだと思うかもしれませんが塾の人間はこれを結構やりません。ちょっと電話するだけですごい感謝されたり丁寧なイメージを持ってもらえ話がスムーズに進むケースが増えます。
電話1本で高評価がもらえるんです。必ず電話をしましょう。
塾説明会が終わったら
さらにここでも電話掛け
説明会が終わったらその日のうちに電話をしましょう。【お礼】【今後の予定の確認】【宜しくお願いします】です。こちらも営業出身者からしたら当然のことだと思うと思います。ちなみにこれも塾の人間はあまりやりません。
塾説明会で入会が決まっても決まらなくても必ず電話掛けをしてください。丁寧だと思われれば儲けものです。
以前の記事でも書きましたが「顧客満足度をあげることが」紹介を生む一番簡単な方法です。「ただ電話をする」これだけでいい評価がもらえるのであればやらない理由はないです。
筆者は営業出身なので自然な感じ・・むしろやらないという選択肢がなかったですが同じ同期中途入社の人はだいぶ苦労していました。普段染みついたクセは中々抜けないんでしょね~。
入会もせず断られることもなかった場合
このパターンは大抵まだ他の塾の体験授業が入っています。もし本当に気に入ってもらえればその場でサインになるはずですが、ならなかった場合は確実に自分に原因があります。その理由はよくよくよ~く考えて下さい。
さて、白黒はっきりできなかった場合は【いつはっきりできるのか】を聞いて下さい。中途半端が一番よくないです。そのタイミングで必ず電話をしてください。そこで白黒はっきりさせましょう。
入会すればあざっす。
断られたら【何がいけなかったのか】【どこがよかったら入会してもらえたか】を必ず聞き取って下さい。次からそこを気を付ければいいのであざっすです。
後学のためにとか枕詞をつければ大抵何か言ってくれます。料金、立地、授業体系、距離、雰囲気、もう1つの方が丁寧だったetc...直せるところを直して次は成約が取れるように対策を練ってください。