イベント
学習塾が開催するイベントにはどのようなものがあると思いますか?理科実験やテスト対策は多くの塾で開催されているイベントです。 イベントを行う目的は顧客満足度を上げることです。
定期テスト対策
文字通り学校の定期テスト対策をやります。定期テスト直前の土日を使うことが多いですね。
定期テスト対策はやっていないと集客において大変不利になりますので必ずやってください。
筆者は近隣で定期テスト対策をやっていない塾を見つけたらわざわざ「定期テスト対策券」みたいなものを作りその塾から出てきた生徒に渡していました。一度自分のところの定期テスト対策に来てもらえればほぼ間違いなく自分の塾に引っ張れます。来た生徒と話、その様子を保護者に伝えるために来塾してもらいそのまま自分のところに入会してもらう。さらに仲良く一緒に通っていた生徒もセットで呼び込む。1年で10人ぐらいはこの方法で引っ張ります。
つまり、もし自分が定期テスト対策をやっていなかった場合・・・生徒を他塾に取られます。
「そんなことしたら近隣塾に申し訳ない!!」そんなことを思った人は開業しないで下さい。大切なのは自分が成功することです。
筆者がいたところの近くに開業した塾は2年で潰れました。外から見ればなんとなくそこの塾長の力がわかります。配置などから素人だろうと思っていました。塾長の見た目は脱サラしたと思われる40歳ぐらいのおじさんです。
「これはチャンス」と思った筆者はそこの塾の本格的な調査を開始します。保護者のふりを説明を聞きに行ったり・・始めこそ40人前後集めていたみたいですがその塾の弱みを発見した筆者はひたすらそこの塾から生徒をもらうことに力を入れていました。
その弱みが「定期テスト対策をやっていない」でした。
最後は生徒が3人になり廃業。 弱みを見せるとはこうゆうことです。気を付けて下さい。 ちなみになぜ残った生徒が3人と分かったのか。潰れると知ったタイミングでそこの塾長に「塾潰すなら生徒紹介してほしい」と頼みに行ったからです。その時「うちにはもう3人しかいません」と言われました。結局兄弟の2名しか引っ張れなかったのはもったいなかった・・・。
弱みになりそうなものは始めにしっかり潰しておきましょう。
理科実験
理科実験はいろいろなことができます。
「理科実験」と名前はついていますが内情は「お楽しみ会」の方がイメージが近いです。 スライムやアイスクリームなど簡単にできるものからロボットなど難しいものまでいろいろです。ネットで「塾 理科実験」と調べればいっぱい出てくるので気に入ったものをやるといいと思います。
このイベントは小学生向けのものです。
塾に入ってもらうのが目的ではなく塾の敷居を下げる、または、塾を認知してもらうためにやるものです。その場では入会にならなくても2年後、3年後に塾を探している時に候補に入りやすくなります。
そのため塾に通っている生徒はもちろんそのお友達も巻き込んで「楽しかった」そう思ってもらえるような会にしてください。
そこで強引に勧誘してしまうと「あそこの塾は理科実験でも営業してくる」と悪い評判が立ちます。理科実験はただの遊びの場であり即効性のある営業ではないと意識して下さい。
筆者のオススメはスライムです。小学生はみんな大好きスライム作成!!30人分が500円ぐらいでやれます。
イベント
例えばクリスマス会やBBQなどがこれに当たります。
クリスマス会は自分の教室内でできるものなので問題はありませんがBBQなど外にでなければできないものは要注意です。イベントとしては大変喜ばれますがしっかりした管理ができないのであればやらない方がいいです。目安として大人一人が安全に見れる生徒数は10名です。これを超えると・・無理です。 なにかあってからでは遅いのでしっかりとした計画が必要です。ちなみに筆者はやっていません。元々出不精なのにBBQなんて・・・。
それ以外にも「学習塾 イベント」で調べるといろいろ出てきます。博物館見学ツアーや職業体験、高校入試説明会や日帰りキャンプなど様々なイベントが行われています。
自分でできると思ったやつを採用していきましょう。